こんにちは!UN DELUSION(アンデリュージョン)MAYUMIです。
「運動を始めようと思うのですが、ヨガとピラティスは何が違うのですか?」とよく質問されます。
本日はピラティスとヨガの違いについて書いていきたいと思います。
起源
ピラティス
起源は1920年頃のドイツ。
ジョセフピラティス氏が自分の虚弱体質を改善する為にさまざまな治療方法やスポーツをヒントに考えられたのが始まりです。
その後、戦争で負傷した兵士の為、寝たままでもできるリハビリを目的として
器具を使ったエクササイズが考案されました。
ヨガ
起源は4500年前の古代インド。
本来修行の一つとしてはじまり、
12〜13世紀になると、それまでのヨガの基本である瞑想の坐法に加えてアーサナ(ポーズ)や呼吸法が出来たと言われています。
目的や効果
ピラティス
ピラティス氏が独自で開発したメソットを「コントロロジー」と名づけて身体と心のバランスを調和しコントロールする学問として広めていきました。
ピラティスメゾット=コントロロジーとも言われており、ピラティスを行うことで自分の身体を適切にコントロールする事が出来るようになります。
ピラティスはインナーマッスルを中心に鍛えることで体幹をや体幹を強化し背骨や骨盤の位置を正しく整えて姿勢の改善をサポートします。
ヨガ
古代のヨガ経典ではヨガの目的を「揺れ動く心を整えること」とし呼吸法や瞑想を通じて心と身体を調和し、
充実して幸せを感じられる状態に整える事を目指していました。
そこからポーズと呼吸法を中心に身体を動かすことで心身を整える現代のヨガの形ができました。
現在のヨガの多くは「ハタ・ヨガ」を基本としています。
その後、多くのスタイルが生まれ、運動量の多いもの、リラックス効果の高いもの、ポーズの形を追求するものなど、
目的に応じて選ぶ事ができます。
ピラティスとヨガの違い
①身体の動き
ピラティスは身体の動きを止める事なく常に動いていきます。
特にお腹周りのインナーマッスルを意識する動きで体幹を強くし、背骨や骨盤などを正しい位置に整える動きで姿勢改善の効果が期待できます。
ヨガは呼吸法から始まり最後はおやすみのポーズで休息します。
ポーズを行う間もポーズをキープしながら呼吸を感じる時間があります。
ゆったりとした動きの中でリラックス効果を高めながらしなやかな心身へと整えていきます。
②呼吸法
ピラティスは胸式呼吸で行います。吸う息で横隔膜が下がり、胸を広げるイメージで呼吸していきます。
胸式呼吸では交感神経が優位になりリフレッシュ効果や筋肉には過度な緊張を与えトレーニング効果を高めてくれます。
ヨガは基本、腹式呼吸を行います。鼻から息を吐いてお腹をへこませ、吸う息ではお腹をふくらませていきます。
副交感神経が優位になることで瞑想の状態を作り、リラックスやストレス解消の効果を高めていきます。
※様々な情報がありますので、ご参考までに